勃起と射精について説明する医師

コンドームを付けると勃起できなくなるのは心因性ED

心因性ED(勃起障害)は、体の機能そのものには問題がないのに心理的・精神的な要因から起きてしまうEDのことです。
機能に問題があるのは器質性EDで、こちらは動脈硬化や糖尿病などによって血流が悪くなったり、神経障害が起こることで十分に勃起できなくなります。

心因性EDの原因は、うつ病や統合失調症などの精神疾患の影響もありますが、それ以外にもストレスや夫婦関係の悩み、トラウマなどによって起こります。
原因は人それぞれで、男性であれば誰にでも起こる可能性がある障害です。

過去に「ペニスが小さい」など傷つけられることを言われた経験がある男性は、それが心配になってうまく勃起できなくなることもあります。
また、経験がない男性だとうまく勃起できなくてその焦りやプレッシャーから心因性EDになってしまうこともあります。

焦れば焦るほどプレッシャーが増すので、ますますうまく出来なくて自分に自信が持てなくなるという悪循環にハマるのが問題です。
初めてであれば誰でも失敗する可能性はあるにも関わらず、経験者と同じレベルを最初から目指してしまうことがプレッシャーによる心因性EDを引き起こす原因です。
このタイプは経験を積んでいけばレベルアップしていくので、自然に勃起できるようになることもあります。

最近では、コンドームを付けると勃起できなくなるタイプの心因性EDも増えています。
コンドームを装着しない状態では気分が高揚して自然に勃起できるのに、コンドームを付けた途端にやる気が失せてしまうタイプです。
男性はやる気があっても、女性のやる気が失せてその様子を見て男性もやる気がなくなってしまうケースも少なくありません。

コンドームを付けることは避妊のために大切な男女の約束事ですが、そのせいで気持ちが萎えて心因性EDになってしまうとうまくSEXができなくて仲が悪くなってしまうこともあります。
これを防ぐには、コンドームの付け方をマスターすることが大切です。

正しいコンドームの装着方法を学ぼう

コンドームを付けると士気が下がってしまうという場合は、感度を下げないためにもできるだけ薄手のコンドームを使用するといいです。
薄手のものはほとんど生の感じに近いので、ストレスなく挿入することができます。
女性の温もりを感じやすいので、心因性EDになってしまうタイプの男性でもしっかり感じてEDを解消することできます。

正しい付け方は、まず爪を短く切っておくことがポイントです。
爪が長いままだとコンドームを袋から取り出す時に破いてしまったり、傷つけてしまうことがあります。
爪と皮膚の間が不衛生なままだとその細菌が中に入って感染症にかかってしまう危険性があるので、手を洗って爪と皮膚の間も綺麗にしておくことが大切です。

次に、コンドームを片側に寄せて包装を最後まで開封し、袋の外側から指の腹を使って取り出します。
途中までしか開けないと切れ端で傷がついて使えなくなってしまうので注意が必要です。

取り出したら必ず裏と表を確認します。
最近では裏表が薄暗いところでもわかるように表面に加工してあったり、取り出す方向でわかるようになっている商品もあります。
普通のものであれば、ふっと息を吹きかけると精液だまりが出てくるので、それで裏表が確認可能です。
精液だまりを少しねじるようにつまみ、溜まっている空気を抜き装着に移ります。

ペニスの先端にしっかりコンドームをあてながら根元まで下ろします。
コンドームの根元を持ちながら包皮ごと先端に向かって動かすと根元の皮が出てくるので、コンドームと包皮を根元まで動かして装着完了です。

正しいつけ方をマスターしておけば、薄くて感度の高いコンドームも自由に使えるようになります。
雰囲気をよくするために女性に正しいつけ方を覚えてもらい、つけてもらうのも克服に役立つことがあります。